Lyee 国際学術共同研究プロジェクト
The new software methodology for the 21st century.
 
  この研究プロジェクトは、新しいソフトウェア開発方法論の基礎研究を目的としています。  
     
 

設立の主旨

1.設立の背景

これまでソフトウェア開発の世界において、データ中心アプローチやオブジェクト指向といった開発方法論、ERP に代表される各種パッケージ、あるいはCASE ツールといった様々なツールが導入されてきました。又各種言語も色々開発され利用されてきました。しかし、どれ一つとっても情報システム開発生産性向上の決定打とはなっておらず、あたかも課題を解決したかに見えて、一方で新しい問題を作り出しているという有様であり、抜本的な解決がなされていない状況です。その結果昭和50 年代をピークとしてソフトウェアの生産性は毎年低下してきていると言われております。他方、社会におけるソフトウェアの需要は益々拡大の一途を辿っており、多くの企業で多大な資金と時間を費やしながらも、巨大なバックログを抱え、新規ソフトウェアニーズには十分答えることができていないという状態に陥っております。このままでは、事態は益々深刻化せざるを得ないと思われます。

このようなソフトウェア世界の閉塞感は、実業界のみにとどまらず学術界においても同様で、細かくソフトウェア開発の工程を分割し、各工程毎の改善案を検討するといった分析的アプローチばかりが進められ、全体として如何に変革するかといった総合的アプローチがなされてきておりません。

一方「Lyee」は、根来文生の独創的仮説から生み出されたシナリオファンクションという普遍的プログラム構造により、ユーザの要件を簡潔にかつ柔軟に捉え、そこから最下流の製造までを自動生産してしまうという革新性により、既に日本のビジネス市場において圧倒的効率性(早く、安く、巧く)を実現しております。
「Lyee」の持つ革新性は、実業界はもとより学術界においても現状の閉塞感を打破する決定打として、内外の研究者から大いに注目されつつあります。

 

 

2.設立の目的

本国際学術共同研究プロジェクトは、ソフトウェア開発基盤技術「Lyee 」及び「Lyee 理論」を中心として、広く世界中の研究者の協力を得て、現状のソフトウェア世界が抱える課題を解決するべく、21 世紀の新しいソフトウェア開発方法を確立、拡充する目的で、

@Lyee理論の研究
A開発基盤の改善拡充
B既存開発方法との比較
C適用領域の拡大
D開発ツールの開発等
の共同研究を進めます。
2002 年には研究中間報告としてのワークショップの開催、2003 年には研究最終報告としての国際学会を開催する予定です。